平成16年4月導入
【所在地】
 住所:鹿児島市照国町13-37
 TEL:099-226-1288
 FAX:099-226-1288
 URL:
 Mail: atsuchihp@po.synapse.ne.jp

【診療科】
 脳神経外科 神経内科 放射線科

【院長名】 小田 博重 (脳神経外科専門医)
【機器構成】
 ORCA主従サーバー 各1台
 電子カルテ主従サーバー 各1台
 画像ファイリングサーバー 1台
 画像ゲートウェイサーバー 2台
 電子カルテクライアントPC 15台
   (内ORCAクライアント 4台)
 A4カラーレーザプリンタ2台 
 A4カラーレーザプリンタ5台
 A4スキャナ 4台
 診察券発行機(リライタブル)1台
 無停電装置 8台
 ルーティングルータ 1台
 NAS/HD 1台

【特徴】
 Doctor’s DeskU電子カルテシステム(CMS社)
 クライオ 画像ファイリングシステム(PSC社)
 Wolfによる診察券発行、再来受付

 
【院長先生コメント】 【スタッフのコメント】
 当院は厚地脳神経外科病院の外来の機能(救急外来を除いた)を移し、一般の外来患者様の診療待ち時間を少しでも短縮し、より細かな外来診療サービスを提供しようという発想から開院いたしました。
 開設企画の段階から電子カルテ・PACSも導入する計画で進め、レセプトソフトは運用実績のあるORCAを“使用しないという選択肢”はありませんでした。ですから電子カルテは必然的にORCAと親和性の高いDDUを採用することとなりました。

 電子カルテ導入には不安もありましたが、開院前1ヶ月間は診療の合間に、自分が使いやすい環境を作る作業(ひな形の作成や使用頻度の高い処方例など)を行いました。この作業によりスムーズに現在の診療スタイルの移行ができたと思います。また母体病院から当クリニックへの診療移行していただいた患者様の紙カルテは、医事スタッフがスキャナで読み込み、画像データとしてファイリングしてあるので、過去の診療記録をパソコンの画面上で読み返せるので非常に役立っています。このことは診療の待ち時間の短縮にもつながっています。
 
 最後に導入の最大メリットはローコストであることにつきるでしょう。昨今の医療経営環境は厳しさを増してきている状況です。こういった情勢の中、あえて維持コストのかかる大手ベンダー製のレセコンを選択する必要はないと感じています。

 電子カルテが導入されていない母体病院でのORCA操作と比べ、当院では電子カルテで入力された診療情報が瞬時にORCAへ送信され医事請求情報として扱えるので、医事での入力操作が格段に軽減化され、会計の待ち時間の短縮が図れました。また医師と医療事務スタッフの伝達は、電子カルテ上でリアルタイムに行えるので、いちいち電話で確認したり、診療の合間に診察室へ行き直接医師へ確認する機会が激減し、医事スタッフの負担を軽減することができたことも特筆することです。

機器やマスタのメンテナンスも、各々でわりと簡単に行えるので、対応を待つ手間がありませんし、TSIさんにはトラブルの大小に関わらず、迅速で正確な対応をとってくださるので、安心して業務をおこなうことができています。